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なぜ?タピオカが今日本で流行っている理由

街中で主に若い女性や、カップルが並んでいるところを見て、「何の列だろう?」と思うのは今や昔、都心部で行列を見かければ、「あ~、またタピね」と予測がついてしまうほどの人気のジュース。

流行りのSNSアプリ、Instagramの投稿検索欄でタピオカミルクティーと、カタカナで検索すると(検索日 2019年8月19日)、なんと、351000件のハッシュタグのついた投稿が表示されるほどのタピオカミルクティーでありますが、いったいなぜ日本でこんなにも大ヒットしているのか。

SNSアプリ、インスタ映え

一番に大きな理由として挙げられるのは、やはり上記にもあるようにSNSではないでしょうか、やはりこの原因は避けては通れない理由になってくると思います。

皆さんが当たり前のごとく毎日眺めているツイッター、InstagramなどのSNSアプリは、有名人の方、そうでない方も、バズり(ネット上で爆発的に人気になる)や、インスタ映えを狙い、フォロワー、いいねスタンプを荒稼ぎしようと企んでいます。

そのSNSの反響は大きいもので、タピオカミルクティーのお店はSNSのおかげである意味、広告費があまりかからない、戦略的かつラッキーなお店なのかもしれません。

見た目が可愛い、シンプルに美味しい

「若め女性が多い」、と言ったら可愛いと美味しいはSNS以外での理由としては十分な理由であると思います。

今や、シンプルなミルクティーとタピオカのドリンクではなく、有名タピオカミルクティー店「THE ALLEY(ジ アレイ)」では、抹茶と黒糖のミックスドリンクの上に、カカオパウダーがトッピングされ、おしゃれでかつ、可愛いドリンクが、笑顔満点の店員さんから、ストローを刺してくれるサービスで提供されます。甘党の方はもちろん、甘いのが苦手という人でも甘さの調節が可能なサービスがあるので、多くの方々の舌をうならせます。

改良とタイミング

1992年頃、タピオカココナッツミルク(小さめの白いタピオカがココナッツミルクに入っているもの)が現在ほどではありませんが、ブームになったのをご存じでしょうか(マツコの知らない世界でも登場)、その後、第2ブームとして2013~2015年にかけて、黒のタピオカの入ったドリンクとして登場しますが、ここでも壁が立ちふさがります。タピオカも流行ってはいたのですが、ちょうどこの時期に、有名店スターバックスなどの喫茶店の店舗拡大、新たなスイーツ登場で、白から黒にイメージチェンジしたものの、現在ほどの人気は出ませんでした。そして現在、見事に3度目の正直を果たし、人々の心をつかんでいます。